ル・マンでの走行は、15日(日)に予定されるテストデーのセッションから始まる。その後、レースウイークのプラクティス・セッションは18日(水)から開始され、TGRは19日(木)の“ハイパーポール”で、5年連続のポールポジション獲得を目指す。

 決勝レースは21日(土)の現地時間16時(日本時間23時)、5万人に制限された観客が見守るなかでスタートが切られる予定だ。

 TOYOTA GAZOO Racing WECチームからエントリーする6人のドライバーのル・マン24時間レースに向けたコメントは、以下の通り。

■7号車トヨタGR010ハイブリッド

●小林可夢偉

「ル・マンはシーズンハイライトですし、そのために努力してきているので、毎年楽しみなイベントです」

「ル・マンを走るのは素晴らしい経験で、特に予選は新しいタイヤと軽い燃料で走ることができるため、最高です。私自身、3度のポールポジションを獲得していますが、もちろん最大の目標はレースに勝つことです」

「過去数年のレースで7号車は本当に強かったのですが、いつも何かが起き、最後までノートラブルで走り切っていません。だからこそ、今年はトラブル無くパーフェクトなレースへ向けてプッシュし続けます」

「我々はレースに向けて集中していて、今年こそ勝利できると思っています」

●マイク・コンウェイ

「シーズン1年を通してのハードワークは、すべてこのレースのためであり、GR010ハイブリッドでの走行が待ちきれない」

「近年のル・マンはスプリントレースのようになってきており、24時間ずっと、可能な限り全力で走り、レースをコントロールしなくてはならない」

「これまでの経験から、さまざまな要素が絡んでくることは分かっているし、我々7号車は過去不運に見舞われたこともあった。しかしドライバーとしてル・マンへの取り組み方は変わらない。過去と同様、一生懸命レースへ向けて、できるすべての準備を進めていく」

「そして最後に、勝利の女神が我々に微笑んでくれることを願うだけだ」

●ホセ・マリア・ロペス

「我々は辛い戦いを経て、強くなったと思うし、それが7号車をル・マンでの勝利へ導いてくれると信じている」

「もう過去は振り返らず、来るレースを楽しみにしているし、チームとして、ドライバーとして、常に向上を目指している」

「マイク、可夢偉、そしてエンジニアやメカニックとはまるで家族のようで、我々全員がル・マンでの勝利という、同じ目標に向かっている。チームとしてこれまでで最高の状態だと感じているし、何をすべきかも分かっている」

「ル・マンは決して簡単なレースではなく、今年も間違いなく厳しい戦いになると思うが、全力を尽くす」

7号車GR010ハイブリッドをドライブする(左から)ホセ・マリア・ロペス、小林可夢偉、マイク・コンウェイ
7号車GR010ハイブリッドをドライブする(左から)ホセ・マリア・ロペス、小林可夢偉、マイク・コンウェイ

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