アルピーヌのローラン・ロッシCEOによれば、ル・マン・ハイパーカー(LMH)ではなく、LMDh規定でのプログラムを実行するというアルピーヌの決定においては、経済面での配慮が最大の決め手となったという。
アルピーヌは10月5日、コストを抑えたオレカ製シャシーをベースにしたLMDh車両を同社のF1部門とレースチームであるアルピーヌとともに開発、2024年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦すると発表した。
ロッシはこの発表後、フランスのEndurance-infoのインタビューに応え、他のLMHにおけるオプションと比べ、より優れたコストコントロールを伴うLMDh規定を選択するというアルピーヌの決定においては、その中心に経済的な要因があったと説明している。