声明ではさらに、「その経験を強みとし、ACOとFIAは来たる2022年シーズンに向け、LMP2チームの代表者の助けを借りてふたたび協力関係を築いた」とも述べられている。

「この1年、ハイパーカーはその能力を最大限に発揮した。2022年にはより多くのクルマがハイパーカークラスに参入し、BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)が統合されることでそれらの性能は抑制される」

「その結果、LMP2クラスは2022年に(ふたたび)パフォーマンス調整の対象となる」

 出力とタンク容量の削減に加えて、WECに参戦するLMP2カーは今シーズンに引き続きローダウンフォース仕様のエアロパッケージでレースに参加することが義務付けられた。

 一方、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2車両は、標準仕様となるハイダウンフォース・パッケージが使用可能だ。また、北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2についても変更が適用されることは予想されていない。

 WECとELMSで使用されているグッドイヤーのワンメイクタイヤについては、その仕様について公式発表はなく、今年から950kgに引き上げられたLMP2マシンの最低重量も変更されるとのアナウンスは行われていない。

■ポイントシステムが一部修正

 2022年シーズンに向けたWECレギュレーションのもうひとつの変更点は、各クラスのトップ10圏外に入ったクルマに与えられていたポイントと、GTEドライバーを対象にした総合ポイントの削除だ。

 この変更は先週水曜日に行われたFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で承認された。

 これまでは各クラスで11位以降でフィニッシュしたマシンに対し、ル・マンと8時間レースでは1ポイントが、その他の6時間レースでは0.5ポイントが与えられていた。今回の変更によってこれらが廃止に。

 一方、それ以外のポイントシステムは継続され、通常の6時間レースで使用される『25-18-15-12-10-8-6-4-2-1』のポイントスケールを基準にル・マンでは6時間レースの2倍、8時間レースでは同1.5倍のポイントが付与される。

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