世界各国からハイレベルなチーム・ドライバーが集結し、激しい戦いが毎レース繰り広げられているWEC世界耐久選手権のLMP2クラス。スタートからゴールまで僅差の争いが続き、勝負の行方が最後まで分からないスリリングな展開により、その存在感は近年高まる一方だ。
そのLMP2クラスにタイヤを供給しているのがグッドイヤーだ。2019年、WECに復帰した彼らは、2021年シーズンからは単一サプライヤーとしてLMP2クラスにタイヤを供給している。グッドイヤーはなぜ新たなるチャレンジの場としてWECを、そしてLMP2というクラスを選んだのだろうか。