TOYOTA GAZOO Racingでテクニカル・ディレクターを務めるパスカル・バセロンは、チームにとって今季4度目となった勝利の重要な要素は、スリックタイヤのダブルスティントを通じて一貫したペースを保てたことだったと述べた。

 優勝した7号車は、ミシュランのハードコンパウンドタイヤでレース終盤まで走り続け、可夢偉が担当した最終スティントではチェッカーフラッグまでを走り切るためにミディアムタイヤを装着した。

「状況を振り返ってみれば、我々はとくに(各タイヤセットの)2スティント目でレースを優位に進めることができた」と語ったバセロン。

「私たちはタイヤマネジメントにおいて、ライバルに対して大きなギャップを生み出すことができた。セブリングやポルティマオのときと同様に、差をつけることに成功したんだ」

「(ニュータイヤでの素の)レースペースをみれば、コンマ1秒以内に何台かのクルマがいたことがわかる」

「多くのマシンが近いペースで走ることができていた。だからこそ、本当に差が生まれるのは連続スティントの後半からだったのだ」

路面温度が50度近くにまで上昇したFP2では、クルマのパフォーマンスだけでなく、タイヤのミディアムとハードの両コンパウンドの耐久性の分析が行われた。
WEC第5戦モンツァは気温30℃、路面温度は50℃を超えるタイヤに厳しいコンディションとなった。
トヨタWECチームのテクニカル・ディレクターを務めるパスカル・バセロン
トヨタWECチームのテクニカル・ディレクターを務めるパスカル・バセロン

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