ドライバー/#1 石浦 宏明
「バンドーン選手とのスタート勝負は1コーナーで前に出たいと思っていたのですが、相手の動きにつられて自分もミスしてしまいました。更にプリウスコーナーでもミスから順位を落とし、そこからはとにかく1台でも抜こうと、最後の最後までチャンスを狙っていました。他のドライバーが、オーバーテイクシステムをどれだけ使っているかも、チームと無線でやり取りしながら計算していましたね。あきらめずに走って、ポイントが少しでも多く獲れてよかったです。シリーズランキングを見ると、今日のレースではポイントが分散したようで、トップとの差は縮まりました。レースとしてはあまり良くなかったですが、チャンピオン争いのことを考えれば、そこまで落ち込む結果ではないかもしれません。後半戦も取りこぼしのないようしっかり戦っていきたいと思います」
ドライバー/#2 国本 雄資
「1周目のヘアピンコーナーで、後ろにいたマシンに追突されてスピンしてしまいました。何とか動き出せたので、追い上げようと頑張ったんですが、マシンにダメージを受けて、走行中に異音も聞こえるようになったので、ゆっくりピットに戻ろうと思った矢先、急に動きがおかしくなって1コーナーで止まってしまいました。すごくいいスタートが切れて順位も上げていたので、追突さえなければポイントも獲れる位置まで行けたと思うと悔しくて仕方ありません。今週は予選も決勝レースも流れが悪かったです。次戦のもてぎ大会までにテストもあるので、しっかり気持ちを切り替えてシーズン後半戦に臨みたいと思います」
