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投稿日: 2016.08.22 16:56
更新日: 2016.08.22 18:00

SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ レースレポート

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スーパーフォーミュラ | SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ レースレポート

ナレイン・カーティケヤン選手のコメント

ナレイン・カーティケヤン( SUNOCO Team LeMans)
ナレイン・カーティケヤン( SUNOCO Team LeMans)

 非常に残念なレースウイークになってしまったと言わざると得ません。金曜の練習走行ではエンジンの電気系らしき問題で、 順調にラップを重ねることができませんでした。土曜の朝のウエットでのフリー走行では5位と、わるくはなかったのですが、 ドライの予選では今季初めてのQ1落ちを喫してしまいました。今年はうまくいかないレースが続いているのが現実です。 もっともっと、チームとともにマシンをインプルーブさせていかなければならないことは確かだと感じています。

小林可夢偉選手のコメント

小林可夢偉( SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉( SUNOCO Team LeMans)

 後半は8位の16号車を追いかけていましたが、背後につくと空力的な影響を受けてしまうこともあり、抜けませんでした。 今のマシン的な状況では、すべてを完璧にこなすことができて表彰台に手がかかるかどうか、というのが正直なところです。 チームと一緒にマシンを優勝争いできるレベルに引き上げていく必要がありますね。応援してくれる皆さんにとっては 残念な結果となってしまいましたが、次のレースもあきらめずに頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします。

山田健二監督のコメント

 カーティケヤンは序盤から接戦のなかで他車の背後を走っていたこともあり、ブレーキが想定外に過熱してしまいました。 それによる影響が及んでしまってのホイールナットの熱膨張、これがピット作業ロスの原因と分析されるところです。

 小林に関してはミディアムタイヤでスタートし、ソフトタイヤでスタートしたライバルたちのタイム動向を見極め、 ソフトで走れる最大の周回数を走れるところでピットインしてソフトを履く、というのが基本的な戦略でした。

 しかしカーティケヤンのピット時に発生した問題の究明ができないうちにピットに入れることはできませんから、 小林には待ってもらうかたちになりました。その間、単独走行でプッシュし続けた時のペースは良かったと思いますし、 タイヤ交換後には決勝レース中の全車最速となるラップタイム(ファステストラップ)をマークすることもできました。

 入賞圏には届きませんでしたが、ファステストラップもひとつの勲章だと思って、自信をもって次戦に臨みたいと思います。


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