小林担当の山田エンジニアらは40号車の作業時間の短さとピットアウト後のペースに注視、40号車の前で戻るためのピットタイミングと判断して小林を38周目にピットへと呼び込む。これは結果的に前を走る19号車との同時ピットインになったが、19号車に作業ロスがあり、クルーが順調に給油&タイヤ4輪交換を終えた小林は19号車より先にコース復帰することに成功。そして小林は40号車をギリギリの攻防の末におさえきり、タイヤにフラットスポットをつくりつつも実質2番手となる。さらには首位38号車に再三の攻撃を仕掛ける小林。しかしトップ奪取までは叶わず、初表彰台の2位で岡山戦を終えた。
レース情報
平川亮選手のコメント
スタートはあまり良くなく、ポジションを下げてしまいましたが、それ以外に関してはミスなく走れたレースでした。ラップタイム的なペースもわるくなかったですしね。ピットでの遅れは、皆が全力でレースを戦っているうえで起きたこと、仕方のないことだと思います。暑いコンディションのレースでしたが、次の富士戦も間違いなく暑くなると思いますので、そこに向けてという意味でもいい内容のレースだったと感じています。予選でもQ3に進めましたからね。7月の富士では昨年2位表彰台を獲得しましたが、天候急変なども絡んだ結果でしたので、今年はもっと好勝負をして、優勝を目指します。