小林が3番手、オリベイラ4番手、中嶋一貴5番手、カルダレッリ6番手、ロッテラーは7番手から明日の決勝に臨むこととなった。
P.MU/CERUMO・INGING 38号車 ドライバー 石浦宏明:
「朝のフリー走行では、各車様々なコンディションのタイヤで走っていたため、自分の正確なポジションがわからなかった。走り出しのデータを見る限り、朝の時点では、タイムこそ2番手ながらも状況的には負けている印象だった。予選までにエンジニアと話し合ってセットアップを変えたところ、Q1の最初は中古タイヤでトップタイムをマーク出来た。しかし、ニュータイヤを履いてアタックしたら6番手と、ちょっとまずいかなと思ったが、予選が進むにつれ、クルマの感触は良くなって来たので、Q3でタイムを上げる自信はあった。もてぎは、4つのセクター全てをまとめるのが非常に難しいが、今日のQ3は全て上手くいった」
KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車 ドライバー 小林可夢偉:
「朝のフリー走行の時点では、僕はQ1にも残れないだろうと思っていたので、自分がここ(予選トップ3記者会見)にいることが信じられない。フリー走行の後、自分が悪いのかクルマが悪いのか、とりあえずセッティングをがらりと変えてみたら、このポジションにつけられた。フリー走行ではどのラインが良いのか色々試した。何度走ってもタイムが良くないので、自分があまりにも別次元にいたのかと思ったが、良いタイヤを履いてセッティングも良くなり、100%ではないにせよクルマの満足度が朝より上がったので良かった。ばたばたはしたが、チームの皆が頑張ってくれた結果だと思う」