■関口雄飛のコメント
 「金曜日の走りだしからマシンはいい感触で、初日トップタイムをマークできました。でも、そのデータを勉強したオリベイラ選手が土曜日の朝にはトップタイムをマークしてきたので、さすがだなと思いました。

 逆に今度は僕が彼のデータから学び、予選ではポールポジションを獲得しました。僕たちのチームはすべてのデータをふたりのエンジニアが共有し、ドライバーはお互いのデータロガーを確認できるので、みんなで切磋琢磨して、よりよいマシン作りをし、目標は勝利だけです。勝つことしか考えていません。

 このスポーツランド菅生は、ツインリンクもてぎ同様、スタートと1周目でレースの8割から9割が決まるサーキットだと思います。フロントロウの中嶋一貴選手がペナルティで3番手になったにせよ、彼はいつもスタートが上手いので、たとえ中嶋選手が好スタートを切って横に並んでも、自分は普通のスタートが切れれば、横に並んで1コーナーに入り、アウト側から被せて抜くっていうレースシミュレーションを考えていました。

スーパーフォーミュラ第6戦SUGO 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
スーパーフォーミュラ第6戦SUGO 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 スタートがうまくいったあとは、できるだけリードを広げておこうと思って攻めていたのですが、信じられないタイミングでセーフティーカーが出て、最悪でした。あのタイミングはあり得ないと思いましたが、そんなことを言っても仕方がないので、1ポイントでも多く獲得しようと思って頑張りました。

 チームからは無線で「頑張ればいいとこいけるよ、プッシュして、プッシュして」と5周おきくらいに飛んできましたが、すでに死ぬほどプッシュしていましたし、これでもかってほど限界ギリギリで、全開でした。

 みんなより1周1秒から1.5秒速く走れていたので、もしかしたらと思ったのはピットインの5周前くらいに無線で「もっとプッシュして。トップでいけるかも」と言われた時です。それまでは無我夢中で、自分のポジションなんか考えられない状況した。そしてピットも完璧な作業をしてくれて、本当に勝てました。嬉しいです。自分、今日は速かったです。

 チームも僕の走りに耐えるマシンを、速いマシンを作ってくれました。みんなで勝ち得た、本当に嬉しい2勝目です。頑張り抜いた結果ですから、星野監督も本当に喜んでくれましたし、最終戦もポイントのことなど考えず、勝つことだけを考えて、ガンガンいきます。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」

■レースのダイジェスト映像はJRPのホームページ、下記リンクにてご覧いただけます。
http://superformula.net/sf/enjoy/video.shtml

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