投稿日: 2019.10.03 11:36
更新日: 2019.10.03 11:39

B-Max Racing with motopark 2019スーパーフォーミュラ第6戦岡山 レースレポート


スーパーフォーミュラ | B-Max Racing with motopark 2019スーパーフォーミュラ第6戦岡山 レースレポート

波乱の岡山国際サーキットで、チーム初のダブル入賞達成!!
ハリソン・ニューウェイが初表彰台、ルーカス・アウアーが5位!

 国内主要カテゴリーのすべてに参戦するB-Max Racing株式会社(本社:神奈川県綾瀬市:代表取締役 宮田雅史)は、世界的に注目を集めている国内トップフォーミュラである『全日本スーパーフォーミュラ選手権』に、『B-Max Racing with motopark』として本山哲監督のもと、2台体制で参戦しております。

 ゼッケン50号車は『Red Bull SF19/ホンダ』を使用し、ドライバーにはレッドブル・ジュニアドライバーである、ルーカス・アウアーを起用。ルーカス・アウアーは元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガー氏の甥御さんにあたります。

 ゼッケン51号車は、『GOLDEX TAIROKU RACING SF19/ホンダ』を使用し、新進気鋭のハリソン・ニューウェイを起用。ハリソン・ニューウェイは、今年からホンダがF1でパワーユニットを供給するRed Bull Racingのテクニカルデザイナーでもあるエイドリアン・ニューウェイ氏のご子息でもあります。

 オフシーズンのテストから着実に進化し続けるB-Max Racing with motoparkは、第3戦菅生大会でルーカス・アウアーがチームにとって予選最上位となる3番手から、決勝では初の3位表彰台を獲得。

 そして今回の第6戦岡山大会でハリソン・ニューウェイが自身にとって初の3位表彰台、そして終盤トップを走る快走を見せたルーカス・アウアーが5位入賞を果たし、チームにとってひとつのマイルストーンとなるダブル入賞を達成することができました。

 第6戦岡山国際サーキットでのレースに向けて、チームは過去のすべての問題点を洗い出し、ベースセットアップを決定しました。金曜日のフリー走行から、2台のマシンはソフトタイヤ、ミディアムタイヤのそれぞれに対して戦略的にセットアップを進めました。

#51 ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)
#51 ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)

 今回の岡山大会は、コース上の混雑を避けるために特別規則として予選Q1は抽選によってA組、B組の2組に分けられ、それぞれ10台中上位6台がQ2進出という厳しい戦いです。レースに関しても10周終了までのタイヤ交換は、タイヤ交換の義務回数にはカウントしないというルールです。

 つまり、レース中の主流となるソフトタイヤでのセットアップを中心に進めながら、予選Q1で義務づけられているミディアムタイヤのセットアップも詰めていかねばなりません。

 予選A組に選ばれたハリソン・ニューウェイは、ミディアムタイヤのセットアップが的中し、予選Q1をホンダ勢トップの2位で通過。A組にはシリーズランキング上位8台中7台が参加している熾烈な戦いであり、その速さに大きな注目が集まりました。

 逆に予選B組でアタックしたルーカス・アウアーは、タイヤを温めアタックラップに突入した段階で遅いマシンに進路をふさがれ、残念ながら予選Q1敗退となってしまいました。決勝当日は、天気予報では雨が予想されていましたが、薄曇りの中、ドライコンディションでのレースとなりました。

担当エンジニアのアンドレアス・コーラー(右)と話すルーカス・アウアー
担当エンジニアのアンドレアス・コーラー(右)と話すルーカス・アウアー

 スターティンググリッドで12番手からスタートするハリソン・ニューウエィはミディアムタイヤをチョイス。一方、15番手からスタートとなってしまったルーカス・アウアーはソフトタイヤを装着しました。

 2台で戦略を変え、セーフティカーの導入やハプニングに対して、チームとして最善の結果を求めるための方法論です。レースはスタート直後に大きな混乱はなく、ソフトタイヤのトラクションを生かして素晴らしいスタートをみせたルーカス・アウアーが一気に7番手までジャンプアップ。ハリソン・ニューウェイは13番手で序盤を戦いました。

 しかし8周目にコースアウトした車両の撤収のためにセーフティカーが導入され、ソフトタイヤ装着車両はステイアウト、ミディアムタイヤ装着車両はレギュレーションを配慮して10周終了時点でソフトタイヤに交換するため続々とピットに飛び込みます。

 レースはルーカス・アウアーがタイヤ交換のためにピットに入った車両を尻目に素晴らしい走りで着実にポジションを上げ、レースの大半で4番手をキープ。33周目には3番手に浮上し、61周目にはトップに浮上します。

 68周を予定されていたレースは、1時間30分の制限時間でチェッカーが振られることとなり、ピットインでのタイヤ交換義務を果たしていないルーカス・アウアーは、時間ギリギリでピットに飛び込み、無給油で最短時間でのピットストップを敢行し、最終的に5位でチェッカーを受けました。

#50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)
#50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)

 一方、セーフティカー導入のタイミングでタイヤ交換を済ませたハリソン・ニューウェイは10番手のポジションでレースを展開。ソフトタイヤでのペースも良く、タイヤ交換義務を済ませたマシンのなかでは実質的に3番手を走行し、レース終盤のチャンスを待ちました。

 そしてレース終盤、ソフトタイヤ無交換で走行を続けるマシンにタイヤパンクが発生したこともあって、一気に多くのマシンがピット作業に飛び込む結果となり、ハリソン・ニューウェイは見事3位でチェッカーを受けることとなりました。自身にとって今シーズン初ポイント獲得となる、記念すべき表彰台フィニッシュでした。

 B-Max Racing with motoparkにとって、今回の第6戦は初のダブル入賞を果たすことができ、チーム全員にとって満足できるレースウィークとなりました。次戦鈴鹿、最終戦での初優勝を目指して、チームは更なる努力を続けてまいります。

●コメント
ルーカス・アウアー

「今週末はB-Max Racing with motoparkにとって2台のマシンがポイントをもたらせたことで、満足できる内容だったと思います。戦略の違いから、ソフトタイヤでスタートした自分にはセーフティカーの導入のタイミングが不運だったとしか言えませんが、逆にハリソンが3位表彰台を獲得できたことが、僕にとっても彼にとっても、そしてチームにとってもハッピーな出来事でした」

「彼は今年不運なトラブルが続いていましたが、いつも充分速かったですし、表彰台に値するドライバーだと思います。僕のマシンは予選、決勝でのペースは悪くなかったと思います。2ストップという戦略もありましたが、僕は1ストップで、最後までソフトタイヤで頑張りました。燃費を考えたペース配分で最後にはトップに立つこともでき、無給油ピット作戦で5位入賞ができました。最終戦では悔いなく戦い、初優勝を狙えるように頑張ります」

ハリソン・ニューウェイ

「チームの戦略が素晴らしく、初表彰台に立つことができました。応援してくれたスポンサーのGOLDEX、そしてB-Max Racing with motoparkの全員に感謝の気持ちでいっぱいです。応援しに来てくれた父(エイドリアン・ニューウェイ)にも表彰台に立った自分を見せることができてハッピーでした。次のレースでもより上位を目指して頑張ります」

自身スーパーフォーミュラ初入賞を3位表彰台で飾ったハリソン・ニューウェイ
自身スーパーフォーミュラ初入賞を3位表彰台で飾ったハリソン・ニューウェイ

B-Max Racing with motopark 本山哲監督

「たくさんのご声援ありがとうございました。ひとつの目標でもあった2台ともにポイント獲得、そのうち1台は表彰台と、チームとして大きなステップとなる素晴らしいリザルトとなりました。ルーカスは速いラップタイムを出しながらも燃費をセーブし、無給油のストラテジーで15番手スタートから5位。ハリソンは速さを武器に12番手から3位とふたりともに完璧なレースをしてくれました」

「ピット作業でふたりの順位を上げてくれたメカニックたちの貢献も大きかったですね。次なる目標は2台ともに表彰台、そして優勝と、より上を目指して頑張っていきたいと思います。次戦も温かい応援とサポートを宜しくお願いします」

B-Max Racing with motopark ティモ・ランプケイル技術代表

「チームにとって今日はふたりのドライバーが最大限のパフォーマンスを発揮し、素晴らしい結果を残してくれました。エンジニアやメカニックたちが頑張った努力が報われた結果でもあります」

「シーズン前半から中盤にかけて不運なトラブルに見舞われていたハリソン・ニューウェイの3位表彰台に、父であるエイドリアン・ニューウェイ氏も喜んでくれたことでしょう。次はダブル表彰台、そして優勝を狙って頑張ります」

B-Max Racing with motopark 組田龍司総代表

「日本とヨーロッパで気持ちをひとつにして戦うB-Max Racing with motoparkにとって、ひとつの目標であったダブル入賞を果たすことができ、チーム全体のパフォーマンスレベルが着実に進化していることを証明できたことを嬉しく思っています」

「ここまでノーポイントだったハリソン・ニューウェイの初表彰台は、多くのスポンサーや関係者の皆さんにも喜んでいただけました。これからもしっかりとミーティングを重ね、努力も重ね、最終戦に向けて最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、さらなる高みを目指して頑張ります」

ハリソン・ニューウェイの表彰台獲得に喜ぶ組田龍司総代表(中央)と本山哲監督(右)
ハリソン・ニューウェイの表彰台獲得に喜ぶ組田龍司総代表(中央)と本山哲監督(右)


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