全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦オートポリス、決勝レース15周目、トップを走る山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と4番手の野尻智紀(TEAM MUGEN)はお互いに“見えない敵”との戦いに突入していった。
左リヤタイヤがパンクした坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)のマシン回収のため、13周目に2度目のセーフティカーが導入された際、コース上の多くがピットインを選択したが、山本、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、笹原右京(TEAM MUGEN)の3名はピットインせず、ステイアウトを選択した。