▱ 決勝

 翌9日、曇り空が広がるものの、昼過ぎにはほぼドライコンディションとなった岡山国際サーキット。最終的なセッティングを確認するために、レース直前に設けられた20分間のウォームアップランに臨んだHitotsuyama Audi R8 LMSでしたが、ここでも不運に見舞われます。バックストレートエンドのヘアピンコーナーで後続のマシンがHitotsuyama Audi R8 LMSの右リアに追突。Hitotsuyama Audi R8 LMSのダメージは、ボディだけでなくサスペンションにも及びました。

 ピットスタートだけは避けたいと考えるチームは、急ピッチでマシンを修復。コースインが認められる必要最低限の修復だけを施し、「仮」の姿でマシンをスターティンググリッドに送り出しました。その後は、さらにグリッド上で作業を続け、なんとかスタートに間に合わせることができました。この週末、ドライコンディションでの走行が極端に少なかったことから、セットアップとレース戦略に苦しんだAudi Team Hitotsuyamaは、不安を抱えたまま決勝に臨みます。スタートドライバーのライアンは序盤にポジションを2つ上げたものの、Q2で履いた柔らかめのタイヤが路面コンディションにマッチせず、苦戦を強いられました。それでもスタート位置から2つ後退の14位で踏ん張り、47周を終えたところでHitotsuyama Audi R8 LMSのステアリングを柳田に託しました。

 ニュータイヤで臨んだ柳田は懸命な走りでポジションを維持しましたが、ファイナルラップで不運なパンクに見舞われました。しかし、手負いのマシンを操り、なんとか順位を守った柳田が1ラップ遅れの14位でゴール、完走を果たしています。

 次戦は2017年5月3日〜4日、静岡県の富士スピードウエイにて開催されます。岡山でのたび重なる不運を乗り越えたチームは、気持ちを新たに、勝利を目指してレースに臨みますので、引き続き皆様のご支援、ご声援をお願いいたします。

Hitotsuyama Audi R8 LMSの柳田真孝とリチャード・ライアン
Hitotsuyama Audi R8 LMSの柳田真孝とリチャード・ライアン

決勝結果
P1 #4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝/片岡龍也
P2 #65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥
P3 GULF NAC PORSCHE 911 ジョノ・レスター/峰尾恭輔
P14 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/柳田真孝

チーム代表 一ツ山亮次のコメント
今回は我々のレースではありませんでした。練習走行から始まった負の連鎖を、最終ラップのパンクまで止めることができませんでした。たび重なるトラブルを乗り越えて完走できたことが、チームにとっては何よりの収穫です。とくに、スタート直前のウォームアップランでダメージを受けたマシンを時間内にスターティンググリッドに送り出したことで、このチームのポテンシャルとモチベーションをはっきりと確認することができました。仮にピットスタートだったら、14位は厳しいはずですから。今シーズンに加入した柳田もすっかりチームに溶け込み、チームの雰囲気はとても良いものになってきました。タイムも周回を重ねるごとに良くなってきています。富士は500kmと長いレースですので、しっかりと周回を重ねて上位、できれば、表彰台を目指したいと思います。

Official Facebook page of Audi Team Hitotsuyama.
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