■晴天の2日目。グッドスマイル 初音ミク AMGがクラッシュ
明けた8日の鈴鹿は、早朝こそ曇天だったものの、セッション開始時の10時30分になると日射しも強くなりはじめ、気温も上昇。完全なドライコンディションで2日目午前のセッションがスタートした。GT500クラスでは、ル・マン24時間のテストデーから帰国した松田次生がMOTUL AUTECH GT-Rのコクピットに合流。ニスモでは千代勝正が初日からチームに帯同していたものの、残念ながらドライブの機会はなかったとのこと。
また、1日目に参加していたGAINERのGAINER TANAX GT-R、GAINER TANAX AMG GT3の2台が初日限りでテストを切り上げ(事前予定どおり)、GT300クラスの2日目の参加は8台となった。なお、GT300クラスのVivaC 86 MCには、「鈴鹿1000kmのときの第3ドライバー起用を見据えて」山下健太が乗り込んでいる。
2日目午前は各チームとも順当にメニューをこなしていたものの、セッションも残り30分が近づこうかという11時52分、130Rで片岡龍也がドライブしていたグッドスマイル 初音ミク AMGがスピンを喫し、アウト側のスポンジバリアに激しくクラッシュしてしまう。どうやらトラブルがあったようで、マシンはスポンジに跳ね返り着地。この際に片岡は首を痛めてしまった。
回収されたグッドスマイル 初音ミク AMGは、外観からはそれほど大きなダメージはなかったように見られたが、足回り等にかなりのダメージを受けており、午後は走行できなかった。
午前のトップは、1分48秒083というタイムをマークしたZENT CERUMO RC F。WedsSport ADVAN RC Fが2番手で、3番手はMOTUL AUTECH GT-Rという結果に。GT300クラスではシンティアム・アップル・ロータスが最速。31号車TOYOTA PRIUS apr GTが2番手となった。