GT-R陣営を4台が何かしらの理由で上位に来なかった場合、優勝候補となるのはどこか。まずはGT-Rに次いで富士を得意とするレクサスRC F勢の名前が挙げられる。特に前回のSUGOで上位フィニッシュしたZENT CERUMO RC F、WAKO’S 4CR RC F、そしてモノコックを交換して本来の速さが見えてきたau TOM’S RC Fは有力候補。そして、そのRC Fの中でもっとも今回の富士で上位が期待できるのが、ヨコハマタイヤを装着するWedsSport ADVAN RC Fになる。

搬入日からピット練習を繰り返すニスモとモーラ。この富士を得意としているGT-R、今回の結果はいかに。
搬入日からピット練習を繰り返すニスモとモーラ。この富士を得意としているGT-R、今回の結果はいかに。

 また、ホンダ陣営は得意とする前回のSUGOではKEIHIN NSX CONCEPT-GT、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが予選上位に食い込んだが、決勝ではアクシデントもあり低迷。ライバル2メーカーに先駆けて勝負のSUGOで2スペック目のエンジンを搭載し、その評判もすこぶるよかったが、結果は残せなかった。

 この富士ではNSXが総じてウエイトが軽く、10kgのKEIHIN NSXとARTA NSXが一番重い状態。チャンスは大いにあり、評判高い2スペック目のエンジンがパフォーマンスを発揮すれば、上位の芽が出てくるかもしれない。NSX陣営に関しては前回のSUGOでタイヤのピックアップに悩まされたチームが多く、今回の富士でもタイヤマネジメントが鍵になる。

■GT300は……

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伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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