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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.27 11:02

LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

 車両排除のため22周目までセーフティカー先導での走行が続き、23周目に再開されると、後方グループの車両はすぐにピットイン。上位勢では首位の36号車と3番手の6号車が翌周ピットへ。37号車はその1周後にピットへ向かい、給油とタイヤ交換、ドライバー交代を行いました。

 1台がピットに入らず残ったものの、事実上の首位に36号車が復帰、37号車はアウトラップで6号車にかわされ、さらに後続からの追撃を受けましたが、凌ぎきって事実上3番手のポジションを守りました。

 36号車を引き継いだ関口は、序盤ペースが上がらず、6号車大嶋と37号車キャシディらにすぐ後まで迫られましたが、その後チャンスを見計らって一気に引き離すと終盤は独走態勢に。その後方では、6号車と37号車の2番手争いが展開され、30周目にシケインで37号車が前に出たものの、33周目には130Rで37号車がコースオフを喫し、再び6号車が先行しました。

 差を広げた36号車が独走する一方で、6号車と37号車の2番手争いは終盤まで続き、残り4周、GT300クラスの周回遅れを上手く使った37号車キャシディがS字コーナーで6号車大嶋をパス。抜かれた6号車大嶋も諦めず再逆転を狙いましたが、その後の順位変動はなく、36号車の関口がトップチェッカー。今季初勝利を飾りました。36号車の勝利は昨年の第5戦富士500マイル大会以来。

 2位に37号車、3位に6号車と続き、LEXUS LC500は表彰台を独占。トムスチームは予選最前列独占から1-2フィニッシュを果たすこととなりました。

 ライバル勢がトラブルやアクシデントで次々に脱落するサバイバルレースとなるなか、LEXUS LC500勢は着実な速さを見せ、39号車が5位、38号車が6位、19号車が7位でチェッカーを受け、全車がポイント獲得を果たしました。

 GT300クラスでは、2番手スタートの96号車のスタートを担当した新田が2番手のポジションを守って若き阪口へとバトンタッチ。ピットでタイヤ無交換作戦を採った車両2台に次ぐ事実上の3番手でコースへ復帰しました。
 
 タイヤを交換した96号車阪口は目覚ましい走りで1周あたり2秒以上詰めるハイペースで追撃。一時は16秒以上あった差をみるみる詰め、42周目についに首位を奪取。その後は差を広げていき、96号車が開幕戦に続く今季2勝目を挙げました。

 開幕戦は悪天候による短縮終了で獲得ポイントは半分、そしてレースでは走行していなかった阪口ですが、SUPER GTデビュー3戦目にして自身がトップチェッカーを受けることとなりました。また、新田はこの勝利で、自身の持つGT300クラスでの最多勝記録を22へと伸ばしました。

 20番手からスタートを切った60号車は、後半の追い上げで10位フィニッシュ。ポイント獲得を果たしました。

GT300クラスで今季2勝目を挙げたK-tunes RC F GT3 96号車の新田守男/阪口晴南/影山正彦監督
GT300クラスで今季2勝目を挙げたK-tunes RC F GT3 96号車の新田守男/阪口晴南/影山正彦監督


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