シンプルで分かりやすい:操作系/ディスプレイ
新型Audi Q5は直観的に操作することが可能で、3つの革新的な新機能は、技術的にも注目に値します。そのうちのひとつ、オプション設定されたアウディ・バーチャルコクピットは、高解像度の12.3インチスクリーン上に、鮮明なグラフィックを映し出します。ドライバーは、2種類の基本画面から選択することができます。
一つは、大型の2つのメーターが表示されるクラシックビュー、もう一つは、ナビゲーションマップや各種リストが広い面積を占めるモードとなります。やはりオプションのヘッドアップディスプレイは、主要な情報をフロントウインドウ上に映し出します。
センターコンソールに設置されたMMIターミナルは、操作系の中心的な役割を果たします。最上級のインフォテイメントシステム、8.3インチディスプレイを装備したMMIタッチ付MMIナビゲーションプラスを選択すると、タッチパッドがロータリープッシュボタンに組み込まれます。タッチパッドを指でなぞって、文字を入力したり、スマートフォンのように画面のズームやスクロールを行うことができます。新型Q5がAT仕様の場合には、触感フィードバックを備えた大型のMMIオールインタッチが装備されます。
最新世代のMMIには、今日のスマートフォンと同様のフラットな構造に基づいた操作ロジックが採用され、インテリジェントなフリーテキスト検索機能などにも対応しています。また、新しいボイスコントロール機能は、日常的な会話も認識します。マルチファンクションステアリングホイールプラスは、MMIの補助的な操作装置として機能します。
その他、新開発されたヘッドアップディスプレイもオプション設定されています。ヘッドアップディスプレイの情報には、ドライバーアシスタンスシステムに関するものも含まれており、その内容は、素早く読み取ることができるシンボルや数字で表示されます。
アウディ・ナビゲーション:パーソナル・ルートアシスト
新型Audi Q5には、最新世代のQ7やA4と同様、学習機能を備えたパーソナルルートアシスト機能が搭載されています。この機能を起動させると、ナビゲーションシステムが、お客様が日常的に使うルートや目的地を学習して、その情報を駐車した場所や時間と関連づけていくようになります。
この機能が有効になっている限り、たとえナビゲーションを利用していない場合でも、システムはドライバーの運転行動から学んで、その情報を次回のドライブのルートプラン提案に活用します。
ナビゲーションシステムは、到着時間と現在の交通状況の両方を考慮して、もっとも可能性のある3つの目的地を算出します。例えば、システムからドライバーに対して、ナビゲーションシステムを作動させて別のルートも探すように提案が行われる場合があります。この機能を有効にするかどうかは、あくまでドライバー次第です。お客様はまた、保存した目的地を消去することもできます。もし機能をオフにした場合は、システムは目的地を記録しなくなり、消去された目的地や走行ルートを考慮しなくなります。