ピレリタイヤにF1のようなネガティブな印象はない

「F1ではあまり評判が芳しくないようですが、イタリアFIA-F4はもちろん、ヨーロッパのツーリングカーやGTカーで幅広く供給されているタイヤに問題はありません。実際、ピレリの供給体制は大規模かつきめ細やかで、F1では諸事情で悪い評判が立つのかもしれませんが、少なくとも僕らの周りではそんな話は聞きません」
高校生ドライバー佐藤万璃音イタリア挑戦記 第4回「イタリアFIA-F4マシンの印象は……。」
「1大会、週末を通して供給される新品タイヤはドライ/ウェットとも2セットで、予選、2回の予選レース、1回の決勝レースに使います。今季はドイツのFIA-F4のドライバー/チームが多く参戦するようになり、レースの方式が昨季から少し複雑に変更されました。それはともかく、抜きにくいコースでは予選で新品タイヤを2セットとも使いきりますが、マシンのセットアップが決まっているときなど、状況に合わせて新品タイヤを残すケースのほうが多いですね」

「サーキットよって異なりますが、新品タイヤは4、5周目に最大のグリップが得られるので、それを見込んで予選のタイムアタックを実施します。基本的に予選レースや決勝レースは予選で使った中古タイヤで走り始めますが、極端なグリップ低下はありません。タイヤマネジメントをしっかり考え、25分間+1周の各レースを戦い抜きます」
高校生ドライバー佐藤万璃音イタリア挑戦記 第4回「イタリアFIA-F4マシンの印象は……。」
「ギアのシフトチェンジは、現在のフォーミュラカーで標準的になっているステアリング裏のパドルを使います。フォーミュラ・ルノーやF3、GP3やGP2、もちろんF1も同じですよね。F1などではクラッチもステアリングの裏に装備されているパドルを使いますが、僕らのマシンは足下に装備されたペダルを使います」

「以上、マシンそのものはワンメイクなので、あとはチームとの共同作業によるセットアップとドライバーのスキルで勝負は決まります。ビンチェンツォ・ソスピリ・レーシングでの2シーズン目、エンジニアやスタッフとのコミュニケーションはより緊密なものとなりました。いまは、その成果をレースの結果として早く報告したい気持ちでいっぱいです」

 佐藤万璃音の次戦は、今週末の5月27〜29日にイモラで開催される。

本日のレースクイーン

花崎由佳はなさきゆか
2026年 / スーパー耐久
Athlete X アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円