トップ4台以外のドライバーがタイムを記録しないまま赤旗が提示されてしまい、8分間の中断を挟んで残り8分の時点からセッション再開。グロージャンだけが一足先にアタックに向かい「良いラップ、良いエントリーだった!」とエンジニアも褒める好タイムで6番手に飛び込んだ。
残り3分で残りの8台がコースインし、最後のアタックに向かう。ここで最速タイムを記録したのはやはりハミルトンで、0.268秒差の1分22秒188を記録して2017年開幕戦のポールポジションを奪い取った。これはアルバートパーク最速記録の1分23秒529(2011年ベッテル)を上回る新コースレコードとなった。
ボッタスは0.293秒及ばず3位。ベッテルが「ターン1と9で少し攻めすぎてロスしてしまった」と言いながらも好アタックを決めて2番手に飛び込んだ。4位はライコネン、フェルスタッペンは1.297秒も及ばず5位に留まった。以下はマッサ、トロロッソ勢の順で続き、Q3ノータイムのリカルドは10位となっているが、マシン修復作業によるグリッド降格ペナルティやピットレーンスタートなどの可能性も残されている。