FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の2023年最後の会合が、12月6日にアゼルバイジャン・バクーで行われた後、主な決定事項が発表された。11月のF1コミッション会合で合意されたように、2024年には高温時にドライバーの冷却システムを導入することなどが承認された。
今年10月のカタールGPでは、高温多湿の過酷なコンディション下で、複数のドライバーが深刻な体調不良を訴え、レース後にメディカルセンターに行かなければならなかった。これを深刻視したFIAは、2024年には高温時にドライバーの冷却を助けるため、マシンにスロットを設けることを許可した。