アウディがザウバー・グループの株式を100%取得するという決定は、彼らがF1プログラムを重視していることの明確な意志表示である。
自動車メーカーのアウディがザウバーの株式を100%所有することで、ザウバーは自動車メーカーが完全所有するF1チームとなるが、これはフェラーリと同じ状況だ。メルセデスはその名を冠してレースをしているが、所有するチームの株式は33%だ。アストンマーティンは、所有権は主にローレンス・ストロールが握っているが、彼にはともに投資を行う多くのパートナーがいる。アルピーヌも、多数の投資グループに売却することで、チームの株式は希薄化されている。