フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2024年シーズンはリアライズコーポレーション ADVAN ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではKids com Team KCMGのチームアンバサダーを務める松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2024年第6戦マイアミGPを振り返ります。
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ランド・ノリス(マクラーレン)のがんばりはすごかったですね。とくにピットに入る前と、セーフティカー(SC)明け。ピット直前ではファステストを連発し、SC明けではDRSが使用できるようになる前に1秒以上のマージンを築いてみせました。
SCが出たからという運もあるけど、出なかったらどうなっていたかも見てみたかったですね。抜きにくいレイアウトのコースなので、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜けなかった可能性は高いですけどね。とくにマクラーレンは単独なら速いけど、他車の後ろだとバランスが崩れがちで、レースになると上がってこれない傾向がありますから。
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