約1カ月のインターバルをおいて再会した2024年のF1。開幕からシーズンを席巻していたレッドブルとマックス・フェルスタッペンだったが、中盤から勢いを失い失速。フェルスタッペンを猛追するマクラーレンの快進撃によりランド・ノリスが一躍選手権の対抗馬に名乗りを上げてきた。
混沌のレース展開で結果の予想しづらいレースが続き、選手権の行方まで大きな影響を与えている。とくにコンストラクターズ選手権は、今の勢いのままであればマクラーレンがレッドブルを逆転するのは時間の問題になっている。
F1速報2024年10月号では、ノリス快勝のオランダGPと、ルクレールがティフォシの目前で逆転優勝を遂げたイタリアGPを中心にお届け。来季以降へ向けた人の動きが多くなってきており、チャンピオンシップだけでなく、各チームの来季の体制からも目が離せなくなってきた。ここでは、F1速報2024年10月号に掲載するレッドブルを中心とした主要チームに人の動きに注目した特集記事を特別に掲載する。