マクラーレンは近年、ジュニアドライバーだったケビン・マグヌッセンやストフェル・バンドーンをF1へと昇格させている。ノリスはF2ドライバーであるニック・デ・ブリズや、ホンダとのパートナーシップを通して加入した松下信治らとともにプログラムに参加する。

 若手育成に熱心なレッドブルと、マクラーレンとのオファーの違いについて聞かれると、ノリスは次のように答えた。

「レッドブルでは、ドライバー自身が先のことをコントロールできないみたいだった。誰がどこで何をするかを決める際には、ヘルムート・マルコが大きな役割を果たす」

「彼らは2チームで(F1に)参戦しているけれど、自分が次世代の(マックス)フェルスタッペンでもないかぎり、いきなりレッドブルのシートを得ることはできない。若手ドライバーをF1に昇格させるという確率では、マクラーレンは最高だ。彼らはシミュレーターや身体トレーニング、エンジニアとの交流といったプログラムを、若手のために用意してくれる」

「他のチームでは、そういった交流の機会は少なそうだった。『育成ドライバー』という名前はあるものの、それ以上でもそれ以下でもない。マクラーレンはもっと多くを提供してくれるし、F1に出場するチャンスがあったときには、ドライバーを信じてくれる」

 ノリスはシルバーストンで行われたF3ヨーロッパ選手権のレース3でも表彰台を獲得し、現在ランキング3位につけている。

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