■ルノー

F1バーレーンGPでは9位入賞を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ
F1バーレーンGPでは9位入賞を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ

 この5チームではリソースが最も充実、ヨーロッパ・ラウンドに向かい、次々にアップデートを計画中。フォース・インディア時代から予選に強いニコ・ヒュルケンベルグが3戦で7位2回進出、一撃スピードがしだいに上がってきている。課題はレース時のアンダーステア症状、ボトムスピードが落ち、コーナー出口でのトラクションが鈍る。これを修正してきたら得点力が一気にアップか。他チームは彼らの伸びしろを警戒すべき。

■ウイリアムズ

第3戦終了時点で未だノーポイントのストロール
第3戦終了時点で未だノーポイントのストロール

 新指揮官パディ・ロウばかりでなく、フェラーリ空力チーフだったディルク・デ・ビアの加入がFW40の戦闘力を押し上げている。低温で濡れ乾きの路面だった上海の苦戦をのぞけば、予選アタックもレースペースも5チームのトップレベル。いまはフェリペ・マッサが着実に中位入賞を重ね、新人ランス・ストロールの成長を待つ状況。18歳ルーキーがランクアップの「キーマンならぬキーボーイ」。序盤戦は攻めるのもマッサ、守るのもマッサ、ベテラン一人二役だ。

■フォース・インディア

着実にポイントを積み重ねるセルジオ・ペレス
着実にポイントを積み重ねるセルジオ・ペレス

 開幕から3戦連続ダブル入賞、しっかり結果を残してきたものの、セルジオ・ペレスはVJM10に満足はしていない。低中速コーナーでダウンフォースが不足、風洞と実走での差異がありそれを修正中だ。バーレーンに彼らとしては早期にかなりのエアロ・パーツ類を投入。タイトルスポンサーBWT獲得によってアップデート計画が実行しやすくなったのはたしか。レース巧者ペレスがマッサに挑み、エステバン・オコンがストロールを抑える“ピンキー・フォーメーション”、がっちり守りを固めるフォース・インディアだ。

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