フレッシュタイヤをすべて使い果たした後、チームは、ベーシックなセットアップ変更、フルコースコーションのシミュレーション、燃費走行、ピットインとピットアウトの練習などをアロンソにさせた。すべてのプログラムをアロンソはスムーズにこなしていった。

 インディカーマシンのシンプルなドライビングを楽しめたとアロンソは言う。

「マシンに乗り込んで、チームから『用意はいいか』と聞かれて、『オーケー』と答え、スイッチを入れて、発進する」

「F1ではマシンを始動するのに6分ぐらいかかる。さまざまなテクノロジーが搭載されているから、チェックし、再チェックし、という手順が必要なんだ」

「いろいろな要素でペースダウンを強いられることがある。でもここではエンジンをかけて走ればいいから、より一層楽しい」

フェルナンド・アロンソ、インディ500参戦に備え、初オーバルテスト
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 走行が終わるごとにエンジニアからフィードバックを求められたが、何もかも初めてだったため、マシンやコンディションに関して判断を下すことができなかったという。

「チームから何度も聞かれた。感触はよかったけれど、(初めて走るから)このサーキットがいい時と悪い時、速い時と遅い時の経験がなくて、なんとも言えないんだ」とアロンソ。

「チームはすごく協力的だった。これからいろいろと作業していくことになるし、それが役立つだろう。まだやるべきことは多い。でも今日という最初のステップには満足だよ」

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