ロシアGP金曜フリー走行のあと、レッドブルはテストの一環としてエアロスクリーンに向けて飛来物が発射される映像を公開。エクレストンは、いかなるコクピット保護システムも、テストでは実際の事故を十分に再現できないと考えている。
「テストでは静止しているが、実際のレースではタイヤが飛んでくる。そういった場合には、どちらのマシンも動いている。静止したマシンで、どうシミュレーションするんだ? タイヤがどんな動きをするか、どうしてわかるというんだ? なんにしても当たったら跳ね返るだけだろう」
金曜日(4月29日)にエアロスクリーンを目にしたルイス・ハミルトンは「驚くべきものだ」とコメント。彼は危険であることもF1の重要なアピールポイントであるとの考えから「マシンに乗っているとき、そこには危険があることを僕は知っている」と発言した。
これを受けてエクレストンは「望むのであれば、もっと危なくすることもできるぞ」と述べている。