■キャッチポイント3
 ウルトラソフト最多10セット選択はフォース・インディアとマクラーレンだけ、彼らの狙いは分かる。このコースに強いウイリアムズに的をしぼるフォース・インディアは予選重視。

2017年第8戦アゼルバイジャンGP 初表彰台のランス・ストロール(ウイリアムズ)を祝福するチームメンバー
2017年第8戦アゼルバイジャンGP 初表彰台のランス・ストロール(ウイリアムズ)を祝福するチームメンバー

 メルセデス・ユーザー同士の気鋭エステバン・オコンと躍進ランス・ストロール、ともに急上昇中だけに注目ボーイズだ。マクラーレンはウルトラソフトを履いた時の新パワーユニット“予選モード設定”をきめ細かく構築、新スペック投入と連動した考え方。インフィールド・コーナーのセクター2を攻め切りたい。

■キャッチポイント4
 フェラーリはウルトラ7セット、メルセデスより1セット少ない。その分、スーパーソフト(高温作動型)をベッテル最多5セット、ライコネン4セット選択。レースペースでライバルに迫り、勝機を見い出す戦術だろう。

■キャッチポイント5
 新舗装された昨年は、サスペンショントラブルが多発。FP1マックス・フェルスタッペン、FP3ニコ・ロズベルグ、Q1ダニール・クビアトとセルジオ・ペレス。コーナー速度が上がり、縁石を多用する際の“高周波振動”発生が原因。その対策はどうか。現時点では不明だが、コース改修の有無も気になる要素……。

■キャッチポイント6
 モナコに次ぐ2番目ショートサーキット、高低差はスパに次ぐ2番目の63.5m(これはピサの斜塔と同じ)。ジェットコースターのような高速コースを、旧エステルライヒリンク時代に自走し、思い知った。レッドブルリンクに変わりやや低速化されたものの、平坦なコーナーはなく、上り下り勾配でのブレーキングが難しい特徴はそのまま。60年代クラッシックコースの名残あるレイアウト、今年も見応えあるオーバーテイクを期待したい。

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