MCL「ナイスジョブ、フェルナンド。P1だ!」

ALO「みんなよくやった!」

MCL「今までで一番タイトな予選だったよ……マシンバランスはどうだった?」

ALO「無理だと思っただろ!?(笑)」

MCL「ちょっとナーバスだったかもね(笑)」

ALO「バランスは悪くなかった。でもこういうコンディションだしアウトラップでプッシュしていたから、はっきりしたことまでは分からないよ」

 グランドスタンドを埋め尽くしたイギリスの熱心なファンたちは拍手と大歓声でアロンソの走りを讃え、アロンソも手を振ってそれに応えてみせた。
 しかしアロンソはクールだった。

「それ自体に大きな意味はないよ。路面がまだダンプだったけど決勝で同じようなコンディションになった時のためにダンプ路面でのドライタイヤのフィーリングを確認しておきたかったんだ。観客席の人たちが立ち上がって拍手をしたり歓声を送ってくれていてファンの人たちに喜んでもらえたのは良かったし、彼らもマクラーレンが久々にトップに立つというのが見られて喜んでもらえたと思うけどね」

 Q1とはいえ、1位になれて嬉しくはなかったのか? これで喜ぶようなアロンソではない。だからこそ今もなお再び頂点に立つことを目指して戦っていられるのだ。

「僕はF1で17年もやってきて、そのうち14年はトップに近い位置にいたんだ。別に新しいことじゃないし、慣れっこだ。むしろ今のようなQ1突破を争うような位置にいる方が慣れていないよ(苦笑)」

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