☆☆ カルロス・サインツJr.
 完走すれば入賞率は100%、ポジションアップ・レースを重ねる。同郷先輩とのバトルがこの日の見せ場、きわどいプレーを通じて学ぶことがあったはずだ。先輩の技を後輩はコース上で盗まねば……。

☆☆☆ ポール・ディ・レスタ
 いちばん彼が速かった。正確なピットストップ最速2.24秒、2位ストロール2.33秒、ウイリアムズ・チームが1-2。ここのピットレーンはコンクリート舗装なのでグリップ感がかなり違い難しい。予選からすべてぶっつけ本番、ピットストップ練習など未体験、その状況できっちり実行したのを誉めたい(ちなみにマクラーレン勢は3秒以上で最下位)。

2017年F1第11戦ハンガリーGP ポール・ディ・レスタ

☆☆☆ バルテリ・ボッタス
 華はなくとも味がある――。5戦連続表彰台でいつものように礼儀正しい態度でいたボッタス。このレースとは直接関係ないかもしれないが、日頃からユニークなトレーニング・メニューを陸上競技場でやっている。スピード・ダッシュ(加速力)と、ステップ・ラン(敏捷性)をミックスした練習法はアスリートと同じメニュー。フィジカル能力では今彼がナンバーワンではないか。

☆☆☆ ダニエル・リカルド
 FP3で起きたハイドロ・トラブルが無かったなら、少なくとも2列目は確実と思わせるマシンの仕上がりでいた。直線で劣ってもコーナー・ボトム速度は明らかに速く、十分に2強マシンに迫れたはず。それだけにスタート後の同士討ちに怒り心頭。しかしそれをしこりにせず、若い相棒とすぐ和解したリカルドは度量が広い。

2017年F1第11戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペンにヒットされてダニエル・リカルドはリタイア

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