■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=9位
9番手からスタートすることになり満足だ。このコースは伝統的に僕らには適していないので、アップデートを持ち込んだ週末にQ3進出を果たせたなんて、かなりいい気分だよ。
Q3のラップはもっと速く走れるポテンシャルがあったけれど、この結果には満足している。
レースで競争力を発揮できることを期待している。このコースは昔からオーバーテイクが簡単ではないから、いいポジションにつけるのは重要なことだ。
トップ10のすぐ後ろから新品タイヤでスタートするグループは脅威ではあるが、いいスタートを切って前の位置をキープできる自信がある。
戦略とタイヤマネジメントが重要だけれど、バトルに巻き込まれるとタイヤのライフが削られるから、簡単にはいかない。大量にポイントを持ち帰ることができたら、ここ最近とても頑張ってくれたチームへの、素敵なお返しになるね。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=10位
Q3をテレビで見て過ごさなかったのは久しぶりだよ!
Q3というショーに参加できて嬉しい。新生マクラーレン・ホンダにとって初のQ3進出だ。でも数戦前からこの結果にふさわしいパフォーマンスは持っていたと思う。
でもそのことはもういい。今は精いっぱいエンジョイし、その後、明日に気持ちを向け、このポジションをどうやって選手権ポイントにつなげるかを考えよう。Q2で走ったユーズドタイヤで決勝をスタートするのは今年初めてだから、ある程度戦略を考える必要がある。タイヤを自由に選べないことは少し不利なので、何らかの方法でリカバーすることを考えていく。
それでも明日はさらに順位を上げることを考えるべきだ。このサーキットでポジションを上げるには、スタートとピットストップが重要になる。なぜなら明日はオーバーテイクはあまり見られないと思うからだ。だからこそ、スタートにフォーカスし、タイヤをうまく管理して走る必要がある。デグラデーションもひとつの要素になるだろう。
まだ先は長い。でも大きな一歩を踏み出すことができた。
(現状を打破する大きな成功だと思うかと聞かれ)そう思う。僕らにふさわしい結果だ。(マクラーレン・ホンダが復活して以来)初めてQ3に進出できて素晴らしい気分だよ。(他のマシンに)大きなインシデントがないなかでの結果だけに、僕らにとってはいいニュースだ。いつか越えなければならないハードルだった。
大きく進歩し、正しい方向に向かっている。マシンにアップデートを施すたびに競争力が増している。
でも現実を見つめなければ。まだ道のりは長い。ポールポジションまではまだまだ遠いからね。
これはほんの一歩にすぎない。これからも地道に努力していく必要がある。
(ロイターに語り)目標はワールドチャンピオンだからまだそこからはかけ離れている。だからこれは達成すべき小さな目標にすぎないということだ。
