4. マクラーレンMP4-31

 マクラーレン・ホンダは時にリヤが扱いづらそうに見えるが、それでも特に低速では非常にポテンシャルが高い。

 明らかに最も弱いエンジンを積んでおり、それが高速の空力パフォーマンスを損なっている。パワーの面でもっと大幅に優れていれば、トップ2の脅威になっていた可能性がある。

5. トロロッソSTR11

 トロロッソは、非常にポテンシャルが高く、乗りやすいシャシーであるように見える。特に高速では極めて安定している。

 しかしブレーキングと低速でのパフォーマンスはトップチームのレベルに届かない。トロロッソはほとんどのライバルたちよりパワーが劣っているというのが実情だ。

6. ウイリアムズFW38

 すべての面で堅実に作られているが、高速で乗りにくいようで、ドライバーは非常に正確なラインを取ることを求められる。低速コーナーのエントリーは改善したが、いまだに弱点であることには変わりない。

 しかしトラクションはよく、メルセデスのパワーユニットを積んでいることで、パッケージ全体でトロロッソやマクラーレンより優れたパフォーマンスを発揮している。

7. フォース・インディアVJM09

 フロントエンドが優れており、ショートコーナーでは非常に効率的だが、ダウンフォースとトラクションが足りない。レッドブルスタイルのハイレーキのセットアップに合わせ、リヤグリップを維持するのに苦労しているせいだろう。最近のアップグレードでウイリアムズにかなり近づいた。

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