「2015年のフェラーリ・パワーユニットは安定した力を持っており、2014年型より大きく前進している。従って我々にとっても大きなパフォーマンス向上が期待できる。他のチームとの差を縮めることができるだろう。すでに1シーズンを戦った仕様なので、信頼性も高い」

「(一方で)シャシー開発を最善の形で進めていくことが重要になる。1年落ちのパワーユニットを使うのは我々チームだけだ。このパワーユニットは今の状態から開発されることはない。しかし他のチームはすべて、進歩するパワーユニットの恩恵を受けることができるのだ。だから我々はシャシー開発でできる限り補っていく必要がある」

 シャシー自体に関しては、昨年課題だった低速コーナーでのパフォーマンス向上を目指したという。今季マシンはファエンツァの最新設備を使って開発、これが大いに役立ったということだ。

「今年のシャシーに関しては、低速コーナリング能力を改善することに集中しようと思った。去年のマシンには大きな改善が見られ、中・高速コーナーでのパフォーマンスが特によくなった。しかし低速パフォーマンスは理想的なレベルではないと感じていた。この部分を2016年のマシン開発において変えていくことにした」
「その他にも、2015年にうまく開発を成し遂げたエリアをさらに発展させたり、もっといいアイデアが出てきた部分、あるいは解決すべき弱点に関して、完全に新しい方向性を採った」

【2016 新車発表】トロロッソSTR11
【2016 新車発表】トロロッソSTR11

 チームプリンシパルのフランツ・トストは今年の目標は「表彰台獲得」と「コンストラクターズ選手権5位」であると述べている。昨年のトロロッソのベストリザルトはマックス・フェルスタッペンの4位、コンストラクターズ選手権では7位だった。

「すべてを考えあわせ、2016年も去年と同じ目標(コンストラクターズ5位獲得)を目指す」とキーも述べている。
「2015年のシャシーとドライバーたちにはそれを達成する能力があったにもかかわらず、多数のトラブルにそれを阻まれた。だから、簡単ではないだろうが、改めて2016年にその目標の達成に挑む」

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