フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、ホンダの今季F1に対するアプローチが“準備不足”だった昨シーズンと比べ、はるかに「論理的」になっていると語った。

 マクラーレンは、今季未だコンストラクターズランキング7番手と低迷しているものの、ホンダのパワーユニットは今年に入ってから長足の進歩を遂げた。アロンソは今季半ばの段階で、ホンダのアプローチと信頼性の両面に変化が見られると語っている。

「フィーリングはずっと良くなったし、こうあるべきというフィーリングになってきた。あらゆることがより論理的に動き、よりレーシングチームらしくなっている。すべての施設が100パーセントで稼働していて、(ホンダのファクトリー)さくらで働く人員も増えている」

「去年と比べれば驚くべきことだが、僕はまだパワーユニットを3基しか使っていない。これはメルセデス(のニコ・ロズベルグ)と同じユニット数だ。とにかく、あらゆることがより論理的に動いているように思えていて、ようやく戦いに挑む準備が整ってきたと感じている。去年の僕らは、このプロジェクトに対して単純に準備不足だったよ」

 アロンソによれば、2015年はとにかく問題点が多すぎて、どこから手を付ければよいか判らないような状態だった。それに対し、今年のホンダは「ここが弱い」と気づいた時に、その特定の部分の修正に集中できるようになっているという。

「今年は状況が一変したと言っていい。去年は解決すべき問題があまりにも多くて、いくら頑張っても追いつかない状態だったんだ。信頼性の問題を解決する必要があったし、いくつか小さなミスもあった。施設は100パーセントで稼働しておらず、人員も不足気味だった。そして、僕らはデプロイメントが足りない状態でレースをしていた」

「新たな改良も数多く投入されたが、それによる進歩を感じ取るのは難しかった。全体としてライバルとの差がとても大きいという、大局的な状況に『埋もれて』しまったからだ」

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