7月27日、フェラーリがテクニカルディレクターのジェームス・アリソンの離脱を発表した。アリソンは2013年にフェラーリに復帰し、マウリツィオ・アリバベーネが代表となった昨年からフェラーリの技術部門を牽引。技術面でトップとなって初年度の昨年はF1マレーシアGPで2年ぶりの優勝を飾り、シーズン3勝を挙げて、チームをコンストラクターズ選手権2位へと押し上げる手腕を披露した。

 しかし、今年の3月オーストラリアGP直後に、アリソンの妻が急死すると状況が一変した。妻子は母国イギリスで生活しており、アリソンはイタリアのマラネロに単身赴任していたが、妻を亡くしたアリソンは母親がいなくなった子供たちのために、チームの了解を得てイギリスの自宅に戻った。だが今季フェラーリは、いまだ未勝利で、いつまでも休んでいるわけにはいかなかった。さらにレギュレーションが大幅に変わる来季へ向けた開発も行わなければならない。

 その後、アリソンには古巣のルノーが復帰を働きかけていると噂された。その噂に対して、アリバベーネ代表は「アリソンの離脱はない」と明言していたのだが──。

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