(6)リヤにもさまざまな変更が

F1新車分析:マクラーレンMCL33
F1新車分析:マクラーレンMCL33

F1新車分析:マクラーレンMCL33
F1新車分析:マクラーレンMCL33

 ディフューザー自体も、去年型に比べ切れ込みが深くなっているなど、形状変更されている。インパクトストラクチャー上のミニウイングも、数が倍増した。さらに注意深い観察者なら、リヤウイングピラーに付いた突起にも気づいたことだろう(青矢印)。今後取り付けられる予定のミニTウイング用のアンカーであろう。 

(7)ライバルはレッドブル?

F1新車分析:マクラーレンMCL33
F1新車分析:マクラーレンMCL33

 今季のマクラーレンは、同じパワーユニットを積むレッドブルに対してどれほどの戦闘力を示せるか。それを最大の課題としてきたという。思えば両チームは、エンジニアの取り合いをしたり、モービルやTAGホイヤーなどの有力スポンサーがマクラーレンからレッドブルに移動したりと、決して良好な関係ではない。

「もしレッドブルを打ち負かせたら、最高だね」そう語るマクラーレンの空力責任者ピーター・プロドロモウも、レッドブルでエイドリアン・ニューウェイの右腕と言われた逸材だった。

「もちろん簡単な使命でないことは、承知している。とはいえ今季は、ルノーとレッドブルがわれわれと同じパワーユニットを使うわけで、この3チーム間の実力差がはっきり出ることになる。それもあってマクラーレンのスタッフ全員は、今までになく奮い立っているよ」

本日のレースクイーン

小高実和おだかみわ
2025年 / スーパー耐久
Access Racing
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円