F1の将来像については、各チームや商業権を所有するリバティ・メディア社、FIAの間で一連の活発な論争が行われてきた。そして激論は今後も続いていく見込みだ。

 しかしウォルフは、メルセデスがチームの優位性を守るために新規定の問題に利己的なアプローチをすることはないと語る。

「それほどの超日和見主義者にはなれないものだ。それではいつの日か自分自身の首を絞めることになる」

「我々にとってエンジン規定のある程度の変更はむしろ望ましいものだ。なぜならその仕組みはメルセデスにおいても機能すると考えるからだ」

「パフォーマンスの変質を避けるためには一から考え直したいところだが、それでは費用がかかり過ぎる。だから、今の規則を大体は維持すべきだと我々は求めていく」

「あと2年のうちに、現在競争している各エンジンマニュファクチャラーのパフォーマンス差はわずかなものになるだろう。ルノーは今シーズン追い上げてくるだろうし、ホンダも大きな飛躍を遂げた」

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