イタリアメディアからも批判が持ち上がっている。La Gazzetta dello Sportのピノ・アリエビは、フェラーリは今年好調なライコネンを単なるナンバー2としてしか扱っていないとして批判的な記事を書いている。

「スタートではベッテルがキミの鼻先でドアを閉めた。その結果、キミは接触を避けるために引き、ポジションを落とさなければならなかった。もっと友好的な動きがなされていたら、レースは全く違ったものになっていただろう」

「その後、キミはボッタスのブレーキとして使われた。フェラーリは、しばしば批判されるような醜い行動を再び取った」

「フェラーリは、ボッタスを抑えてベッテルにオーバーテイクさせるため、ピットストップ戦略においてライコネンを利用した」

「長年我々はライコネンに批判的だった。だが2018年は初めから、彼はこれまでとは異なる気力を見せており、チャンピオン時代を思い起こさせる走りをしている。フェラーリもそれに気づくべきだ」

「それにもかかわらず、キミは戦略によって不利な立場に追い込まれている。フェラーリは彼をベッテルをサポートする存在としか考えていない」

「それは間違いだ。こういうことがドライバーの士気とパフォーマンスに影響する」

 La Gazzetta dello Sportのアンドレア・クレモネージは、こういったフェラーリの行動がチームの成績に悪影響をもたらすことを懸念している。

「ライコネンにこのような扱いをして、チーム内の調和がいつまで保てるだろうか」

 3位表彰台に終わったことに失望していたライコネンは、レース後、チームの戦略について聞かれ「よく分からない。レースは問題なかったと思う」とのみ答えた。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円