レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2016.08.05 20:26

ルノー、F1への投資を増額。当初「2020年にタイトル争い」の計画を前倒し

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ルノー、F1への投資を増額。当初「2020年にタイトル争い」の計画を前倒し

「すでに周知の事実だったし、ルノーも完全に承知していた。つまり、ロータス・チームが財政的にどんな状態にあるかは全部わかっていたので、負債の額を見ても少しも驚きはしなかった。それもすべて計画に含まれていて、計画はCEO(カルロス・ゴーン)によって承認されている」

「あの報道によって、私たちの買収交渉に予想以上に時間がかかった理由が、少しは理解してもらえるかもしれない。公表されたロータスの負債は、長期的な債務を適正に評価した額であり、昨年のうちに処理された。実際、多額の投資が必要だった理由も、そこにある」

「チームを存続させるための唯一の方法を、ルノーが引き受けて実行したということを、これで世間の人々にも知ってもらえるといいのだが。ルノーが買収しなければ、このチームは消滅していたはずだ」

 ルノーは、すでに開発の主力をレギュレーションが大幅に変わる2017年のマシンへと移している。アビテブールは、その判断を含めた、ここまでの進歩に満足しているようだ。

「エンジンに関しては、完全に計画どおりに進んでいる。今季は信頼性も十分に確保されていて、それ自体がすばらしいことであると同時に、今後はパフォーマンスの向上に専念できるという意味でも良いことだ」

「2017年のエンジンは、ごく近いうちにダイナモでのテストが始まる。かなり良いものができたと思う。今度のエンジンは、とても野心的なものだ。だが、私が何よりもうれしいのは、しっかりしたエンジン開発の体制を構築して、そうした野心的なアイデアを追求できるようになったことだ」

「シャシーについては、空力のレギュレーションが大きく変わるので、エアロダイナミクスの開発にもアグレッシブな目標を設定した。2017年のクルマのデザインは、風洞に入れるたびに大きな進歩を示している。特にラップタイムに直結するダウンフォースはものすごく大きいから、かなり期待できそうだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース