3秒後方にいたガスリーはあっという間に接近。「エンジニアと無線でやりとりしている時間なんてなかった。すべてが一瞬の出来事で、自分でもどうやってよけたのかわからないくらい。僕のキャリアの中で最も怖かった瞬間だった」というガスリーは、14コーナーでスローダウンしていたハートレーを間一髪で回避。

 しかし、その際に右側の縁石をまたいだために、次の15コーナーブレーキングが間に合わず、コースオフ。1回目のアタックで16番手以下にいたドライバーの数人が自己ベストを更新したために17番手に降格し、Q1落ちとなった。

 予選後、ハートレーはガスリーに自分が中途半端なラインを走行していたことを謝罪。ガスリーも故意によるものではなかったと理解し、わだかまりは解消した。

 これで日曜日のレースは、ガスリーが17番手、ハートレーは19番手からスタートする。しかし、2年前にアゼルバイジャンで開催されたGP2シリーズのレース2で2位表彰台を獲得したガスリー。そのときのスタートポジションは18番手だった。

 田辺TDもあきらめていない。
「2台が絡みそうになって、実力を出し切れずにQ1落ちしたことは残念ですが、ここはレースで何が起きるかわからないサーキット。ガスリーがクラッシュを避けてくれたことを幸運だっただと思い、レースに臨みたい」

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