「アゼルバイジャンGPでの大きなエピソードのひとつは、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンの同士討ちだ。どちらに責任があったとか、チームはレース中にこういった問題にどう対処すべきだったのか、というようなことについて話すつもりはない。ただ、スチュワードが一連の対応によってふたりに戒告処分を与えたことは正しかったと考えている」とブラウン。

「しかしこのアクシデントの技術的問題に焦点を当ててみよう。ダニエルがラインを決めた。マックスはそのラインをブロックするために進路を変えた。その結果、ダニエルはコントロールを失った。リカルドは、フェルスタッペンのマシン後方の乱れた空気の中に入り、ダウンフォースを失ったのだ。それによってマシンを止めることができなかった」

「我々はコーナリングでのダウンフォースを重要視しているが、ブレーキング時のグリップ増加の影響は非常に大きい。ブレーキングの際にそのグリップが奪われたことで、ああいったアクシデントが避けられなかった」

「この一件は非常に厳しい例ではあるが、こういった状況でもマシンがレースできる状態を保てるような規則を進展させていく道を探る必要があるという事実がはっきりした」

「ストラテジーグループとF1コミッションは、2019年にはより接近したバトルとオーバーテイクの増加の実現を目指し、多数の空力的モディファイを承認するという決断を下し、これがFIA世界モータースポーツ評議会で認められた。これは重要な一歩である」

「FIAの提案をF1が支持し、大多数のチームがそれに対して徹底的にリサーチを行った後、今回の決定が下されたということが重要である。FIA、F1、チーム、そしてファンは、よりエキサイティングな、より良いF1にすることを願っている。そのために強い意思を持って協力し合って取り組んでいくということが今回証明された」                  

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