■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=9位
厳しいレースだった。とはいえ、こういったコンディションで2点を獲得できたのは、それほどひどい結果ではないし、困難なレースを走りきったことへの悪くないご褒美だ。
スタートは良かったものの、(ロマン・)グロージャンが起こしたアクシデントを避けるために大きくラインを外さなければならず、だいぶ順位を下げた。実際、あれのおかげで何台ものクルマに前に出られてしまい、僕にとっては厄介な展開になった。
その後、VSC中にピットに入ったことをはじめとして、戦略的な判断も正しかったのだが、(マックス・)フェルスタッペンのクルマから外れたデブリを踏んで、少しダメージを負ってしまった。ひどい振動が出ていたから、完走できたのはラッキーだったよ。
ともあれ、グリッド後方からスタートして、最後にポイントを持ち帰れたのは良かった。残念なのはエステバン(・オコン)のリタイアだ。今日は2台揃ってポイントを獲れそうだったからね。まだ改善すべき点は多いけれども、モナコでは今日よりずっと高い競争力を発揮できることを願っている。
■アルファロメオ・ザウバーF1チーム
シャルル・ルクレール 決勝=10位
今回もポイント圏内でフィニッシュできて最高の気分だ。気象条件がトリッキーで、特にタイヤマネジメントに関してチャレンジングなドライブを強いられたという点で、とても面白いレースだった。
シーズンの開幕以降、チームは大きな進歩を示し、全員がその方向に向かってハードワークを続けようという意欲を示している。とにかく気を緩めずに、努力を続けることが重要だ。
次のグランプリは、僕のホームレースであるモナコだ。あのコースでの僕にとって初のF1レースが楽しみで、今からワクワクしているよ。