マクラーレンのスポークスマンは「他のチームが我々のドライバーにアプローチするとしても驚かない。我々同様、彼らの才能を認めてのことだろう」とコメントした。

 この件についてトロロッソからはコメントが返ってこなかったというが、トロロッソ側は2019年もノリスを残留させることが可能な契約を望んでいたとBBCは報じている。

 マクラーレンは2019年のドライバーラインアップをまだ決定しておらず、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが残留するかどうか定かではないが、どちらかが離脱する場合はノリスを昇格させたい考えでいるはずだ。しかしマクラーレンが10月までにレースシートを確約できない場合、ノリスは自由に他のチームに移籍できるという取り決めになっているともいわれる。

マクラーレンのリザーブドライバー、ランド・ノリス

 こういった状況を考慮した上で、レッドブルとトロロッソはノリスの獲得を断念することなく、新たなオファーを出すかもしれないとの推測もなされている。

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