■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=5位

ルイス・ハミルトン 2018年F1第7戦カナダGP

 今日は苦労した。とにかく完走できたこと、多少ポイントを獲得できたことへの感謝の気持ちでいっぱいだ。

 スタート直後からパワーが低下し、エンジンがオーバーヒートしつつあった。どうしても温度を下げることができなかったので、いずれ壊れてしまうのだと思った。毎ラップ、パワーがなくなることを覚悟しながら走っていた。パワーが落ちたり戻ったりの繰り返しだったんだ。でもなんとか走り続けることができた。
           
 5位というのは素晴らしい結果とはいえないけれど、今日はもっと悪い結果に終わり、大量にポイントを失う可能性もあった。それを避けることができてよかった。

 フェラーリの方が僕らよりも少しいい仕事をして、優れたパッケージを持ち込んできた。それでも差はそれほど大きくない。チームの皆は懸命に作業にあたっている。とはいえ、どういう状況であろうと、ひとりひとりがもっといい仕事をし、もっと向上する余地はあるものだ。僕らはポジティブな気持ちを失うことなく、これからも懸命に努力し続ける。

■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=6位

キミ・ライコネン 2018年F1第7戦カナダGP

 昨日の予選でのミスが、レースでのポジションにも響くことになった。信じられないほどオーバーテイクが難しかったからだ。ピットストップの後、(ルイス・)ハミルトンの前に出ようとトライしたが、結局うまく行かず、その後はDRSが使える距離まで迫ることさえ、難しくなってしまった。

 これは全く予想外だった。このコースではオーバーテイクやバトルが見られると思っていたのに、2週間前のモナコと似たようなレースになったのだから。あまり動きのない退屈なレースだった。

 最初のタイヤセットでは、少し長めにステイアウトするつもりでいた。それでポジションを失ったとは思わない。ライバルと違うことを試すとすれば、それしか選択肢はなかったからだ。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円