ウイリアムズのジョージ・ラッセルが9番手に続いた。テスト1の3日目から走り出したウイリアムズだが、この日は119周を周回し、本格的なテスト作業に取り組むことができた。ラッセルの自己ベストタイムは1分19秒662(C5タイヤ)だった。
ルノーは午前にニコ・ヒュルケンベルグ、午後にダニエル・リカルドを起用。リカルドは77周のなかで主にロングランと空力テストに取り組み、1分20秒107(C3タイヤ)で10番手だった。ヒュルケンベルグは80周を走り、1分20秒348(C3タイヤ)で13番手。ヒュルケンベルグは主にロングランでセットアップ作業に取り組み、満足いくテストができたということで、エンジンに大きな進歩を感じるとも述べている。
メルセデスのルイス・ハミルトンは1分20秒332(C2タイヤ)で12番手、バルテリ・ボッタスは1分20秒167(C2タイヤ)で11番手だった。テスト1でフェラーリに後れをとっているように思われたメルセデスは新しいノーズ、フロントウイング、フロアといった大規模な空力アップグレードを導入。このパーツは開幕戦で使用する予定だという。
午前に走ったハミルトンは83周を順調に走行したが、午後にマシンを引き継いだボッタスは、アウトラップで油圧系のトラブルが発生し、コース上でストップ。メルセデスはパワーユニット交換を行ったため、ボッタスは長時間待機しなければならず、セッション終盤にコースに復帰したものの、周回数は7周にとどまった。