2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)

「(純粋なペースでは)彼の方が速いのは間違いなかったし、特に彼はソフトタイヤを履いていたからね。彼がピットアウトしてきた瞬間、ここで抜かなきゃと思ってアタックしたんだ。彼がターン3に向けて右側にブロックラインを取ったから僕はアウト側から並びかけて抜いていった」

「そこからの何周かは何度もドアを閉じてブロックしたよ。そして自分のクルマが発する乱れた風を使って5mとか10mくらいのギャップをキープしていったんだ。ミスは一切許されなかったし、何とか彼を抑え切ることができたのは最高だったよ」

 トロロッソ・ホンダ全体として見れば、予選で本来の力を出し切っていればもう少し上位のグリッドからスタートしてハース勢と中団グループのトップを争うことも可能だったのかもしれない。

 予選・決勝の随所で見せたとおり、トロロッソSTR14は最高速が抜群に伸び、なおかつ高速コーナーの速度もハースほどではないにせよ中団上位の速さを誇っている。レッドブルRB14をベースに、自分たちが集中すべきところに特化して効率よく作りあげたSTR14のマシンパッケージの進歩は明らかだ。

 だからこそ予選でのセットアップ変更の精度向上などチーム総合力の底上げが期待される。

 クビアト自身、1年半ぶりのレースは「とてもタフだった」と語ったが、それでも最もタフだったのは開幕前のバルセロナで行なったレースシミュレーションだと言い、それだけ着実に1年半のブランクを埋めつつあるということだ。そしてアルボンも新たな経験を積むことで着実に成長している。

 そこにチームの総合力アップが加われば、トロロッソ・ホンダは間違いなく次戦バーレーンGPで好走を見せることができるだろう。

「タラレバになってしまうけど予選で上手くいっていれば展開は違っただろうし、上手く行かなかった理由をきちんと分析して理解すれば次に繋がる。予選での0.1秒や0.2秒のゲインはものすごく大きな意味を持つことになる。今週の教訓からしっかりと学んで次にはさらに力強くなって挑むことができる。今回の経験は僕にとってとても良いプラスになったし、それを手にして臨む次のバーレーンではさらに良いレースができるはずだよ」

 昨年4位の快走を見せたバーレーンで、新生トロロッソ・ホンダがどんな走りを見せるのか期待が高まる。

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