だが、ホンダPUの性能がこの結果に大きく貢献していたことも事実である。

 というのも、開幕戦での表彰台はレッドブルにとっても2013年以来のことだった。2014年は当時にレッドブルにいたダニエル・リカルドが2位でフィニッシュしたもののレギュレーション違反(最大燃料流量違反)で失格。2015年はリカルドが6位に入賞し、2016年はリカルドが4位。2017年はフェルスタッペンが5位に入り、昨年はダブル入賞したもののリカルドの4位が最高だった。

 じつは、高速コーナーがほとんどないメルボルンのアルバートパーク・サーキットは、意外とパワーセンシビリティ(エンジン出力がタップタイムに与える影響)ddの高いコースで、ルノーPUを使用してきたレッドブルにとっては、苦手としていたグランプリだった。そのレッドブルがパワーユニットをホンダに変えて初めて臨んだ今年の開幕戦でフェルスタッペンが3位。それはレッドブルにとってPU時代に入ってから初の表彰台となった。

 ホンダが5年目に入った今年、その性能を向上させてきたことは、レッドブルだけでなく、トロロッソも開幕戦からポイントを獲得したことでもわかる。ホンダは2015年にF1に復帰して以来、開幕戦では入賞したことがなかった。これまでの4年間は信頼性を優先させるため、シーズン序盤はどうしても性能に目をつぶってきたところがあったが、今年は開幕からしっかりと性能を引き出して戦うことができている証左でもある。

 開幕戦でのホンダの表彰台は、タイトル争いを繰り広げることとなるメルセデスやフェラーリだけでなく、トロロッソがいる第2集団にとっても無視できない結果となったようだ。

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【ホンダF1辛口コラム オーストラリアGP編】3位表彰台を手放しで喜べない。4人のドライバーたちの問題点

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