この経験を生かされたのか、オーストラリアGPでは復帰後、いきなり入賞を飾ったクビアト。続いての質問は、そのクビアトとレース終盤にポイントを賭けたバトルを演ずるも、あと一歩及ばず、レッドブルでのデビュー戦を11位で終えたガスリーへ向けられた。ガスリーは次のように、胸中を明かした。

「自分でももっとやれると期待していたし、実際フリー走行3回目までは順調だっただけに、まさかノーポイントに終わるなんてね。レース後は正直、つらかった。ただ、ホンダが初めて表彰台を獲得したことは良かった」

 フェラーリでの開幕戦で5位に終わったルクレールには、フランス人記者から、こんな質問が。「あなたは開幕戦でチームメートとバトルすることができませんでしたが、どう思っていますか?」。ルクレールの回答は、こうだった。

「不満はないよ。 だって、まだシーズンの初戦だからね。僕が4位になっても、セブが4位でも、チームにとっては4位と5位は変わらない。だったら、僕たちふたりをバトルさせてポイントを失うリスクを負うことを望まないというチームの決定は理解できるからね」

 最後に、開幕戦の勝者ボッタスには、地元バーレーン大学の学生から「F1を目指している若者へ何かアドバイスはありますか?」という質問が。すると、ボッタスはまず「ネバー・ギブ・アップ」と即答して、次のように続けた。

「F1ドライバーになることは決して簡単ではないけれど、不可能ではない。 僕が子供のころ、周りにはF1ドライバーになりたいという人がたくさんいたけれど、みんな、それは不可能なことだといってあきらめたよ。でも、不可能なことことを探すんじゃなくて、可能性を追い求めてほしい。 そして、子供のころ、最も大切なことは、まずは自分がやっていることを楽しむこと。そうしていれば、必ず道は開けるから」

 昨年、一年間、苦労したボッタスらしい答えだった。

2019年F1第2戦バーレーンGP木曜会見 バルテリ・ボッタス
2019年F1第2戦バーレーンGP木曜会見 バルテリ・ボッタス

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