「カルロスにはあとちょっとのところまで接近できたしあと1周あれば追い抜けたと思う。彼らはセーフティカー明けでウォームアップが良いソフトタイヤを選んだからすぐにペースを上げてオーバーテイクをすることができたけど、僕らはミディアムだったからしばらく経ってからペースが逆転して彼を追い上げることができた。でも最後まで全開でプッシュしたんだけど少しだけ届かなくて抜けなかった」(クビアト)

 アルボンもグロージャンを追いかけたが0.804秒届かず。

 終わってみれば、セーフティカーでミディアムタイヤを選んだのはミスだった。STR14の実力を考えれば、ピットストップでのタイムロスもさることながら、このタイヤチョイスの失策も決して見逃すことのできない大きなミスだったと言える。

 そしてクビアトは「7位になれたはずだった」と言ったが、それは間違いだった。

 レース全体を通して争っていると思っていた相手のハース勢は、実は1ストップ作戦だった。見た目上は順位を争っていたが、実際にはピットストップ1回分の差があったのだ。ハースのエンジニアは言う。

「ウチはタイヤ摩耗的には余裕で1ストップで行けた。トロロッソが2ストップなのは分かっていたから、途中でケビン(・マグヌッセン)が抜かれても心配はしていなかった」

 しかしトロロッソ自身の全力を出し切るという意味においては、“クリーンな週末”には着実に近付きつつある。マシンがピタリとハマるウインドウの狭さは相変わらずだが、そこに上手く合わせ込むことができるようになってきている。ドライバーたちのミスも少なくなってきている。

 トロロッソ・ホンダの歩みは、ゆっくりとしてはいるものの着実に前に進みつつある。

2019年F1第5戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
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