2019年F1第10戦イギリスGP FP1でトップタイムのピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第10戦イギリスGP FP1でトップタイムのピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)

 前戦オーストリアGPでマクラーレンのランド・ノリスの後塵を拝する7位に終わったガスリーが、なぜ今回のイギリスGPでフェラーリに肉薄する走りを披露したのか。その理由のひとつは、オーストリアGPで使用できなかった新しいフロントウイングが関係していた。

 チームは明らかにしていないが、オーストリアGPでは新フロントウイングはフェルスタッペンだけが使用。そのウイングによって、どの分野が改善されたのかと尋ねると、フェルスタッペンは「すべての領域が改善された」と答えた。

 つまり、オーストリアGPの優勝は、ホンダのアグレッシプなエンジンモードによるパワーも勝因のひとつだが、レッドブルの車体も大きくアップデートされていたことになる。その主な要因がフロントウイングだった。

 そのフロントウイングを、ガスリーはようやくこのイギリスGPで手に入れることができた。

「今日はまだ金曜日だから大騒ぎはしない。ミスをせず、この調子で持てる力を発揮することだけに集中したい」(ガスリー)

 シルバーストンは高速コースで、かつ風の影響を受けやすいためコーナーごとにバランスが変わるため、1周を通してタイムをまとめるのが簡単ではない。しかし、いまのガスリーにはアップデートされた空力パッケージがある。オーストリアGPまでの逆風を、シルバーストンでは追い風にしてほしい。

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